パドレスの牧田和久投手の投げ方は、アンダースローという独特のもので、メジャーリーグの中でも珍しいとされています。
メジャーリーグの中で、アンダースローの現役投手はいないのでしょうか。
気になったで調べてみたところ、牧田選手が唯一ではないことがわかりました。(数は少ないですが)
メジャーのアンダースロー投手を一覧にして眺めてみると、筆者はある共通点を発見しました。
あなたは何だと思いますか?
今回は、アンダースローのメリットやデメリットと最速記録を含めて調べてわかったことをあなたにシェアしますね。
お楽しみに!
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Contents
MLBの現役アンダースロー投手の一覧!共通点は?
メジャーリーグ(MLB)でアンダースローの投手は珍しいと言われます。
牧田選手がメジャーに移籍したことによって、今後注目を集めることとなりますが、他にはいないのでしょうか。
調べてみると、メジャーでもアンダースローの投手が牧田和久選手以外に何人かいることがわかりました。
具体的には以下の4選手です。(2018年時点)
- ダレン・オデイ(オリオールズ)
- ブラッド・ジーグラー(アストロズ)
- ジョー・スミス (フィリーズ)
- パット・ネシェック (パドレス)
・・・正直、どの選手も初めて聞く名前ばかりですww
個々の選手の詳細なことをご紹介しても仕方がないので、筆者の方では共通点を探してみました。
筆者が発見した共通点は、以下4つです。
- 先発ではなくリリーフ投手である
- 右投げ投手である(左投げはいない)
- ベテラン投手である
- 身長が高い
アンダースロー投手は、「ベテラン選手で身長が高い」という共通点は、筆者にとって意外でした。
上記であげたアンダースローの4投手の内、最高齢は38歳(ダレン・オデイ選手)です。
最年少でも、34歳(ジョー・スミス選手)でした。
牧田選手も33歳です。
20代の若手選手の中には、アンダースロー投手はいないということです。
これは見方を変えると、アンダースロー投手は、”絶滅危惧種だ”ということがわかります。(言い方がよくなくてすみません。)
また、どの選手も身長は190センチを超える大柄の選手ばかりです。
190センチ以上の高身長であれば、上から投げ下ろす投球をした方が、スピードが出そうな気がしませんか。
そうではなく、わざわざアンダースローの投げ方を採用するのは、何らかのメリットがあるからなのでしょう。
ちなみに、牧田選手の身長は約178センチでした。
ここは、他の4選手と異なる点ですね。
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アンダースローの投げ方のメリット・デメリットは?最速記録も調査!
アンダースローの投げ方のメリットとデメリットをまとめてみました。
アンダースローのメリットは?
- オーバースロー(上投げ)にはない球筋(バッターには打ちにくい)
- 肘や肩への負担が減る(故障しにくい)
- ワンバウンドもオーバースローと比べると少ない
アンダースローのデメリットは?
- 速いボールが投げにくい(上投げのストレート平均速球はほぼ140キロを超えるが、アンダースローは130キロそこそこ)
- クイックモーションが難しい(盗塁されるリスクが高くなる)
- 下から投げるため落差の大きい変化球(フォークなど)が投げにくい
アンダースローの最速記録は、調べきれませんでしたが、150キロを超えると相当上位にくると思います。
メジャーリーグの投手の中で速球というと、150キロを超える上投げ投手はゴロゴロいます。
既に160キロを超え、170キロに迫る感じです。
メジャーリーグの中で、最速投手のランキングを知りたい場合は、こちらをご参照ください。
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メジャーリーグの最速投手ランキング!大谷翔平のスピード記録は何位?
まとめ
メジャーリーグにおける現役のアンダースロー投手について一覧にまとめてみました。
牧田和久選手が、パドレスに移籍したことで、注目が集まっているようですので。
メジャーの中でもアンダースローの投手は、牧田選手以外に4人しかおらず、どの選手もベテランでしたね。
また、高身長というのは以外な共通点でした。
アンダースローのメリットとデメリットもそれぞれあります。
上投げ選手にはない(珍しい)球筋でバッターには打ちづらいという最大のメリットがある一方で、速球が期待できないというデメリットがあることもわかってきました。
最速は150キロもないのではないでしょうか。
メジャーに挑戦した牧田選手においては、そもそもアンダースロー投手が少ないという状況の中で、並みいるバッターがアンダースローに慣れる前に、打ち取って成績を残してもらいたいですね。
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